夢の魔法

夢の魔法

その魔法使いは言った。
「お前の一番会いたいと思う相手を念じろ。会わせてやる」
僕はもちろん、君の姿を頭に思い浮かべ、念じる。
「会いたいな、会いたいな……」
そこで目が覚めた。
「おはよ」
君がいた。

著:リチャード三太郎

夢か現実か魔法か平凡か

夢の中で念じた願いが叶ったのか、それともただのいつも通りの日常が流れているだけなのか。

非日常的な「魔法使い」と日常的な「おはよ」という2つの言葉が様々な想像を膨らませてくれる作品でした。

同じ魔法使いに出逢ったとして、あなたは一体誰を念じますか?

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