こんにちは、ふぁいち(@be_fa1_)です。
webライターとして執筆活動をする傍ら、電子書籍出版やその他の活動を何でもやっています。
その中でもWEBマーケティングの仕事をする際は
なんとなく伸びると思う!
という解像度でマーケティングをするわけにもいかず、必ず根拠となるようなデータが必要になります。
とはいえ、最終的に得たい結果に対してドンピシャなデータが出てくることは稀で、ほとんどの場合は「予測」をする必要があります。
ということで、今回はそんな「予測」をする際に非常に役立つ統計学を解説している書籍『統計学が最強の学問である』を紹介致します。
概要
まずは書籍の概要です↓↓
『統計学が最強の学問である』
西内 啓 (著)
あえて断言しよう。あらゆる学問のなかで統計学が最強の学問であると。どんな権威やロジックも吹き飛ばして正解を導き出す統計学の影響は、現代社会で強まる一方である。
「ビッグデータ」などの言葉が流行ることもそうした状況の現れだが、はたしてどれだけの人が、その本当の魅力とパワフルさを知っているだろうか。
本書では最新の事例と研究結果をもとに、基礎知識を押さえたうえで統計学の主要6分野
◎社会調査法
◎疫学・生物統計学
◎心理統計学
◎データマイニング
◎テキストマイニング
◎計量経済学
を横断的に解説するという、今までにない切り口で統計学の世界を案内する。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00B42SXH0?ie=UTF8
上記は商品の概要に記載されていた内容の引用になります。
そもそも統計学ってなんなの?ビジネスにどう活きてくるの?といった大枠の部分を解説されている書籍です。
初めて統計学という言葉に触れる方や、統計学を触れてきたものの何にどう使えば良いのかがわからないという方には非常におすすめの一冊です。
おすすめポイント
『統計学が最強の学問である』のおすすめポイントは以下の通りです。
- 統計学に初めて触れる方への導入書
- 数学が苦手な方でもわかりやすい(数式がほとんど出てこない)
- 統計学の活用方法を具体的に紹介している
- 統計学の素晴らしさがわかる!
書籍のボリュームが約300ページほどですが、数式がほとんど出てこないのでスラスラと読みすすめる事ができます。
具体的な成功事例や失敗事例も交えて、統計学のもっともらしさや統計学を理解していないと損をするということを学ぶことが出来ます。
統計学がビジネスマンに必須の知識であることを理解できます!
注意すべきポイント
本書籍を購入するにあたっての注意点もあります。
- 統計学の入門書ではなく導入書である
- 数字を見ることにアレルギーがあると頭痛くなる
特に統計学を数式を追って学んで行きたいというモチベーションで本書籍を買うと物足りないと感じると思います。
実際に私も『統計学の入門書』を期待して買ったのですが、本書籍はあくまで『導入書』であり、統計学の歴史や活用事例などを紹介して、
「統計学ってこんなことも出来ます!だからこれから勉強していきましょうね!」
という内容でした。
したがって、統計学をイチから学びたい方にはおすすめ致しません。
最後に
ビジネスマンにとって必須のリテラシーとなりつつある『統計学』についての導入書である『統計学が最強の学問である』。
本書籍を読むことで
「統計学ってこんな使い方できるのか!」
という気づきを得ることができます。
実際に本書籍を読まれたあとは、実際に数式を追って統計学を学んでいく教材を探されることをおすすめいたします!
それでは、次回の記事でお会いしましょう〜
コメント